【灯台下暗し!?もっと早く気づいていれば良かった!!】複数の意味を持つthatについて②
皆さんは
"灯台下暗し"
という言葉を知っていますか?
意味としては、
"真下が暗いように、身近なことが
かえって気づきにくいことのたとえ"
であり、
人間はしっかり見ているように見えて、
実は見ていないことが多い。
そのような時に使われる言葉です。
しかし、自分は"灯台下暗し"という
言葉を最近まで"東大元暮らし"
と認識していたのです。
"元東大生が頭を使って生活していた"
ことからそのような言葉が生まれたのだと
思っていました。
このようなことが起こってから、
常識を知っておかないと恥ずかしい目を
見ると思った瞬間でした。
まさに、自分も灯台下暗しですね。
はい、どうも。
こんにちは、そーしです^_^
さあ、前回の続きといきましょう!
もし、
前回の内容を読んでいない方は
1つ前の記事から読むと、
この内容が理解しやすくなりますよ。
今回は
☆ 接続詞としての役割
☆ 関係代名詞としての役割
の2つです。
実はこの2つの役割は
センター試験の英文で
地味に使われている
ことが多いです
皆さんは気がつかないまま読んでいたり
するのではないでしょうか?
つまり、今回の役割に慣れるようになると、
長文を読むことが少しでも苦にはならなく
なります。
しかし、前回だけの役割だけを
理解している人だと何も変わりません。
長文問題で得点を稼ぎたい人は
こちらの記事を読むべきです。
☆ 接続詞としての役割
「接続詞」というのは、
"2つ以上の言葉やをつなぐための言葉"です。
実は英語の”that”というのは、
その使い方もできるのです。
例えば「私は○○だと思う」とか
「彼は○○だと知っている」のような
☆ I think that S V
☆ I know that S V
などが挙げられます。
☆ I didn’t know that she likes a grasshopper.
(私は彼女がバッタが好きだという
ことを知らなかった。)
「私は知らなかった」と先に言ってから、
「彼女がバッタっ好きだということ」
を言っています。
そして、
その2つを”that”でつないでいますね。
つまり、"that"の後ろにくるものはら
その動作をした内容を表しており、
それを英文でつなげる役割を
果たしているのです。
以下は、このパターンでよく使われる
動詞の一部です。
・think(思う)
・feel(感じる)
・hope(希望する)
・believe(信じる)
・say(言う)
・admit(認める)
・explain(説明する)
☆ 主語 + be動詞 + 形容詞のあと
こちらは
「主語」+「be動詞」+「形容詞」
で感情などを表した後で、
どんなことに対する感情なのかを
説明する使い方です。
☆ I’m afraid that he is a werewolf.
(私は、彼は人狼であることを
心配している。)
“I’m afraid”で「心配している」と
先に様子を表し、
「じゃあ、なぜそんな様子
になったのか」というのを
”he is a werewolf”で
説明しています。
やはりこの2つをつなぐために
”that”が使われています。
そして、
共通して言えることは、
thatの後には必ず、
主語 + 動詞で始まる
ということです。
また、ここまで紹介してきた
「接続詞」の役割を持つ”that”ですが、
省略して使うことも可能なのです!
上で紹介した例文は、
それぞれ以下のようにも言えます。
☆ I didn’t know she likes a grasshopper.
☆ I’m afraid he can’t come tomorrow.
内容自体は変わりませんが、
“that”を使うとより丁寧で読みやすい
英文になります。
センター試験では
"that"が省略されたり、
されなかったりするので、
動詞、形容詞の後ろが
主語 + 動詞で始まり、
"that"が省略されている場合、
代名詞としての役割
と思って良いです。
☆関係代名詞としての役割
「関係代名詞」とは、
"直前に出てきた人や物などについて、
付け足して説明するための言葉"です。
いろいろな種類や使い分けがありますが、
この「関係代名詞」としての”that”は「人」
または「物や動物」について使うことができます。
「人に対して使う”who”」
「物や動物に対して使う”which”」
それぞれの代わりに使われます。
まずは、
関係代名詞が主格の場合になりますが、
形は"〇〇+”that”+動詞"
になります。
主格"that"を利用した例文を見てみましょう!
☆ She has a boyfriend that lives in the Thailand
(彼女にはタイに住んでる彼氏がいる。)
「彼女に彼氏がいる」と言うことを
言った後に、”that”をつけることで、
「その彼氏の詳細についての説明」になり、
「タイに住んでいる」という説明を入れます。
“that”の前の”boyfriend”と後の”lives”が
主語+動詞の関係になっています。
☆ I use a computer that was made in Japan.
(私は日本で作られたコンピュータを
使っています。)
“that”の前が、物である”a computer”に
なっているだけで、
使い方は人について情報を加える
ときと一緒です。
ここも”that”の前後にある
“computer”と”was”が
"主語+動詞"の関係に
なっていますよね。
続きまして、
関係代名詞の目的格での場合の使い方です。
誰かについて紹介した後で、
「また別の人がその人に○○してる」
または何かについて紹介した後で
「誰かや何かがそれに○○してる」
と説明する使い方です。
"〇〇+”that”+△△+動詞"
となり、△△には〇〇とは別の人が入ります。
では、
目的格"that"を使った例文を見てみましょう!
☆ That man is our boss that everyone loves.
(あの男性はみんなが愛している私たちの
上司だよ。)
“boss”の後に”that”をつけて説明する
合図をして、
“everyone loves”という"主語+動詞"
となる表現を続けています。
“boss”が「みんなが愛している対象」
となっているんですね。
また、次の例文も見てみましょう!
☆ He lives the house that he bought
ten years ago.
(彼は10年前に買った家に住んでいる。)
“that”で「家について説明する」という
合図をして、「彼が10年前に買った」
という情報を加えています。
“the house”が”he bought”の「対象」ですね。
ちなみに、
目的格として関係代名詞を使う場合、
”that”は省略が可能です。
☆ That man is our boss everyone loves.
☆ He lives the house he bought ten years ago.
さて、ここまでは
「関係代名詞」の”that”が、
”who”または”which”の代わり、
として「人や物、動物」に対して
使われる例を見てきました。
ここからは、「関係代名詞」の”that”に
見られる特別な傾向についてです。
“who”や”which”の代わりとしてではなく、
”that”しか使えないという場合が
いくつかあります。
説明したい「人や物・動物」が具体的に
示されている場合、
つまり”the only” や”the first”など、
または最上級である「人や物、動物」を
説明する場合です。
☆ Judy was the only student that
had lived abroad.
(ジュディは海外に住んだことがある
唯一の生徒だった。)
具体的に”the”で示された〇〇と”that”の
後の「動詞」が
"主語+動詞"の関係になります。
“the only”という具体的に限定する表現が
使われているので、”that”しか使えません。
続きまして、以下の英文を見て下さい!
☆ This is the most interesting movie that
I’ve ever watched.
(これは今まで見た中で1番面白い
映画です。)
“the most interesting”という
英語の最上級の形が使われていますね。
今回も"the"で示されてることから
使うのは”that”です。
この使い方でも”that”は省略することが
できますよ。
☆ This is the most interesting movie
I’ve ever watched.
そのようなことから
「thatはあれはという意味だから覚えやすい。」
というイメージから
「どうしてこんなところに
thatが出てくるのか意味わからん。」
というイメージになってしまった人、
まあ、"that"には色々な役割があるって
ことです!
それでは、前回の冒頭で取り上げた
He says that that "that"
that that boy said is wrong.
この英文の訳がどうなるのか解説も含め
説明しますね。
まず、"that"を色で分けるとこのように
なります。
He says that that "that" that
that boy said is wrong.
・that → 接続詞の役割
・that → あの
・that → that
・that → 関係代名詞の役割
という意味であることから、
順番に読んでいくと、
"彼は言う。あの男の子が
言ったあのthatは間違えて
いると。"
という意味になるのです!
因みに、宣伝ですが
今、センター英語で伸び悩む受験生を
対象に
センター英語の受験メソッド
を限定15名に無料配布
しています!!
残り3名と少なくなっています!!
また、
第2回無料プレゼントを
配布することが決まりました!!
第1回と比べて異なる内容
となっております!!
こちらも
限定15名に無料配布
する予定です!
☆ 第2回だけ欲しい人、
☆ 第1回、第2回の両方欲しい人
事前に予約することもできますので
興味のある方はこちらから!!
👇 👇 👇 👇 👇 👇 👇 👇